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高橋是清

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時間が有る時・・・寝る前とか待ち時間などに読みふけることが多い。
以前に新聞連載されていた本を地元図書館へ見つけた。
明治から昭和に活躍した政治家・高橋是清の物語。

作者の幸田真音・・・?「こうだまいん」と読むらしいが。
main_kohda_img.jpg
見たことあるかも・・・
そうそう関口宏の「サンデーモーニング」のコメンテターで出ていたな。
彼女は最初から作家だったのか・・・作家に転身したようだ。
経歴を見ると米国系銀行や証券会社で、
債券ディーラーや大手金融法人を担当する外国債券セールスをして、
その後作家になったとか・・・小説の内容を見ると確かに専門的な経済用語が多い。
ペンネームの「マイン」は買うを意味するようで、
本を買う!幸田真音の小説を買ってという願いが込められているのだろうか。

作者のことはまた書くことにして「天佑なり」の話をしたい。
何が天佑なりなのか?全く理解ができないまま高橋是清の生涯が書かれている。
最初から政治家になったのではなく、英語を学ぶべくアメリカへ渡航することから始まり、
その経験を生かして英語の家庭教師、特許庁長官、実業家・・・
本当何でもしている人だな~総理大臣や大蔵大臣になるのはなかり年老いてから。

大蔵大臣に何度(6回も就任)もなるには、
日本経済を知り尽くさねばできない要職。
きっかけとなったのは日本銀行に就職したことが彼の人生を波乱に満ちたものにしてしまう。

日本銀行副総裁まで登りつめた是清が、
日露戦争勃発により軍資金確保のため、
明治政府から密命で外貨の獲得に奔走することになり、
アジアの当時は小国にすぎなかった日本への資金援助など誰も相手にしてくれない。
が!是清がこの時までに培った人脈がここで発揮される。

イギリスやアメリカなどロシアのアジア進出を良いと思わない国々の思惑と、
日本がロシアに勝った時、
貸したお金の利幅が良いこと(これは仕方ないことだが、そうでもしないと貸してくれない)も、
海外の投資家にも魅力だったことなどで戦争を継続できる軍資金を確保した。
何より是清の人柄がと当時の日本人にしては自信が漲った大人物に見えたんでしょう。

これがまさに高橋是清にとって、
いや、日本にとっての「天佑なり」ということになるのであろう。

日本銀行や外国債券について詳しい作者ならではのこの小説。
面白いかった。幸田真音の作品を読むことも楽しみな一つとなるつつある私です。


by  加賀の武田信玄


高橋是清というと2.26事件で暗殺されたことだけがクローズアップされてしまうが、
なぜ2.26事件という悲劇が起きてしまったのか?
事件至るまでの伏線や、
是清の人柄なども影響していることだけ言っておきましょうか。

この人があと3年・・・5年生きていたらまた違った歴史になっていたのかな~?








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