2012/07/03
日帰り出張
東京へ日帰りの出張へ出ました。急な出張だったので、日帰りそして一泊朝食のパックを予約できず。
日帰りの往復航空券は33000円。
ANAやJALの朝食付ホテル宿泊パックは25000円ぐらい。
いつも思いますがなんで泊ったほうが安いのだろうか?
不思議でなりません。
でも今晩山中温泉で「こいこい祭り」の会議にも出席しなくてならないので、
今回は仕方なく日帰りの出張となりました。
午後3時までに訪問を終えて午後6時羽田発で帰る。
搭乗まで時間があったので、
持参した本を読むことにした。
三浦しをん「舟を編む」という小説です。
題名からストーリーを想像しています私には、
舟を編むということがどういう意味なのか全く分かりません。
どういう話かと言いますと、
舞台は出版会社の編集部。
本ではなく国語辞典を編纂(へんさん)していくという話。
子供の時に何度も見て調べた辞書。
その辞書を最初から編集して完成までの苦労を描いた作品です。
何で舟なのか?完成を目指す辞書の名前が「大渡海」
辞書は言葉の海を渡る舟。
そしてその舟(辞書)は一枚の大きな紙を何回も編んで作られる。
これを読み終えて思ったことは、
辞書を最初から作り上げるということは時間と労力がかかる。
そして完成しても改定版の作成も何年かに一度しなくてはならない。
月日が経つにつれて、新しく生まれる言葉も含まなくてはならないし、
既成の言葉もそのままではなく、少し編集しながら付け加える。
私の会社もメーカーですが、
いつも新しい商品を考えることに苦労している。
でもその苦労に比べれば、辞書を作るほうが何百倍も大変なことだと実感した。
皆様も一度お読みになってはどうでしょうか?
by 加賀の武田信玄
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